「子どもの体調がちょっと心配…」
「親の用事で休ませたいけど、保育園にどう思われるかな?」
保育園を休ませることについて、こんな風に考えたこと、あるのではないでしょうか?
どんなときも、保育園を休ませる判断って本当に悩みますよね。
私も子どもたちを保育園に預けながらお仕事をしていますが、“これっていいの・・・?”といろんなことが気になってしまって、何度も悩んだ経験があります。
でも大丈夫です!
保育園には保護者が思っているよりずっと、優しい“本音”があって、休ませること自体は珍しいことでも迷惑でもありません。
ぽんママこの記事では、保育園側のリアルな気持ちと、安心して判断するためのポイントを6つにまとめて、わかりやすくお伝えします。
保育園を休ませることについて、ちょっと心配に思っている方は、ぜひ読んでみてくださいね!
保育園をすぐ休ませる親はどう見られているの?
保育園に「頻繁に休ませてますね…」なんて思われたら嫌だし、なんとなく気まずいのもイヤ。
でも、実際のところ、保育士さんたちがどんなふうに思っているのかって、聞けないものですよね。
ここでは、体調不良パターンと親都合パターンに分けて、保育園がどう受け止めているのかについて、整理していきましょう!
Case1. 子どもの体調が理由のときの見られ方は?
体調が理由での欠席は、保育士さんはほぼ100%理解してくれます。
むしろ「無理して登園させない判断、ありがたい…!」と感じてもらえることのほうが多いです。
たとえば
- 朝から少しぐずぐずしている
- 前日夜に微熱があった
- 食欲が落ちている
- いつもより元気がない
こういう“グレーな状態”って本当に判断が難しいですよね。
でも、こういう日こそ家でゆっくり過ごしたほうが体調の回復も早く、感染症の広がりも防げるので、保育園としては好印象なケースがほとんどです。



実際、私は2人の子どもがそれぞれ、別の保育園に通っているんですが、どちらの園でも、保育士さんとお話をしていると、「体調が心配なときは、無理はさせすぎないようにしてあげてくださいね。」といったお願いをされることが多いです。
仕事の都合もあるので、「できる限り通ってもらいたい」という気持ちは、働くママ・パパなら誰でもあると思いますが、可能な範囲で、「無理せず休ませます」という判断をする方が、保育園側からも「助かる」と思っていただけるようです。
Case2. 親都合で休ませるときの見られ方は?
「上の子の学校行事がある」
「病院に行きたい」
「家族での予定をこの日に入れたい」
「祖父母が遊びに来る」
など、どうしても親都合で休ませたい日ってありますよね。
これはどの家庭にもあることだと思います。
保育園の本音としては、
親都合の休み=悪い印象
では全くありません。
むしろ、「家庭での時間も大切にして、素敵な思い出を作ってくださいね」といった、優しい受け止め方をしてくれる園も多いです。
ただし、
- 連絡が遅すぎる
- ほぼ毎週のように休む
- 当日に理由をコロコロ変える
などが続いてしまうと、少し気になる保育士さんもいるようです。
でも、月に数回の親都合でのお休みは本当に普通です。
保育士さんたちは「家庭にも事情がある」「無理なく過ごしてくれるのが一番」と考えてくれています。



私も、予防接種や家庭の用事で、休む日が早くから決まっている場合は、なるべく早くお伝えするようにしています。
保育士さんの人数調整などにも関わってくるようなので、早めのお休みの連絡は助かるとよく言われます。
保育園の本音は?知っておくと安心な6つのポイント
ここからは、実際の保育士さんの声や保育園の実情を元に「これを知っておくと安心!」というポイントを6つにまとめてお伝えします。
体調不良のときも、親都合のときも、お休みの判断をする際に参考にしてみてくださいね。
1. 休ませる選択は“まったく悪いことではない”
子どもは大人よりずっと体調の変化に敏感で、前日に元気でも、次の日急にぐったり…なんてこともよくあります。
保育士さんは、そういった子どもたちの変化を日々見ているプロなので、体調判断に迷って休ませることに理解が深いんです。
たとえば、朝に少し不安が残る状態で登園すると
- 集団生活で負担が大きくて体調が戻らない
- 時間が経つにつれて悪化してくる
- 結局熱が上がってしまい、早退することになって親が迎えに来る
こんな風になることがよくあります。
だからこそ、園側にも“迷うなら休ませる”は適切な判断だと思ってもらえます。
また、子どもが家で過ごせる日は、
- お昼寝のリズムが整う
- たくさん甘えてもらう時間を作れる
など家庭でしかできないメリットもたくさんあります。
「また休ませちゃった…」と罪悪感を抱く必要は、本当にありません。
2. 休む理由は簡潔でOK。文章を作り込む必要はない
「どんな理由なら休んでいいの?」と気になる人も多いのですが、実は、保育園側は“そこまで細かく理由を聞きたいわけではない”んです。
多くの保育士さんは、
「家庭の事情を深く聞くのは逆に失礼かな?」
という認識をもたれているようです。
なので、連絡帳やアプリで
- 「今日は体調不良で休みます」
- 「家庭の事情でお休みします」
これだけで十分。
「祖父母が来る…でも正直、そんな理由で休んでいいのかな?」なんて思いがちな理由でも、事情はその家庭によってさまざまです。



「お休みする」ということさえ伝わっていれば、保育園側から詳細な理由を聞かれることはありません。
もし、インフルエンザなどの感染症だということが判明した場合は、「保育園側で状況把握をしたい」と考えておられることが多いので、しっかりと理由をお伝えするのがベストです!
3. 当日連絡でもマナー的には問題なし!
朝って本当にバタバタしてしまいますよね。
特に体調不良の場合は、「ギリギリまで様子を見たい」と考えることも多いと思います。
当日連絡でも、
“できるだけ早い時間に連絡する”
これさえ押さえていれば全く問題ありません。
でも、
- 9時を過ぎてからの連絡が連続する
- 無断で欠席する
などは保育園から心配されてしまうので、避けたいところです。
可能な場合は、当日の7:00〜8:00台に連絡を入れられると保育園にも安心してもらえます。
4. 無理して登園させるほうが保育園は困ることが多い
実は保育園が一番困るのは、
「休ませること」ではなく
“ちょっと無理して登園してきたケース”なんです。
その理由は…
- 集団で過ごすため体調が悪化することが多い
- 午前中の早退が増える
- 他の子へ感染してしまうリスクが高まる
- 本人がしんどくて機嫌が悪く大変になる
たとえば、微熱や少しの下痢、強めの咳などは、家庭では悩みながらも“判断が難しいライン”ですよね。
でも保育士さんは子どものちょっとした変化を見逃しません。
「登園してから、やっぱり体調が悪そうですね…」ということになってしまうと、子どもにも負担がかかってしまいますし、園全体の保育にも影響が出てきます。
だからこそ、
判断に迷ったら休ませてほしい
というのが保育園側の本音なんです。
無理をさせて登園する方が、保育士さんからも「大丈夫かな?」と心配されてしまいます。



仕事でどうしても外せない会議が入っていたりして、「ちょっと心配だけど、少しでも保育園で過ごしてもらいたい・・」と、子どもにも園にも申し訳ない気持ちを抱きながら、登園してもらう判断をすることもあるのですが、やはり体調が悪化して早退となってしまうことも多いです。
悩んだときは、できる限りお休みをする方が良いんだろうなというのは、日々感じていますが、お仕事をしているとお休みばかりというわけにもいかないので、難しいところですよね。。
5. 親都合の休みも“家庭で過ごす大切な時間”として評価されている
「親の都合で休ませていいのかな?」と感じる人はとても多いですが、保育園側は思っている以上に柔軟です。
実は、保育士さんたちの本音を聞いてみると──
- 家庭でゆったり過ごせるのは子どもにとって良い
- パパやママと過ごす時間は情緒の安定にもつながる
- 平日だからこそできる体験もある
こんなふうに、むしろポジティブに見てくれるケースがほとんどなんです。
たとえば、平日に公園でのんびり過ごしたり、おじいちゃんおばあちゃんとゆったり会うことができたり、…。
保育園ではできない経験ができることも多いので、“たまにある親都合のお休み”は、子どもの成長につながるよい機会とも言えます。
もちろん、毎週のように何度も親都合のお休みが続くと、園から事情を聞かれる場合もありますが、月に1〜3回程度なら、どの園でも「家庭の事情があるのは当たり前」という認識をしていただいているので、大丈夫です!



次の日に登園すると、「昨日はママたちと過ごせて楽しかったね~」と明るく声をかけてくださる保育士さんもすごく多いですよ。
6. 休ませる判断に迷う親ほど、“丁寧な育児をしている”と受け止められる
体調不良で休ませるとき、親都合で休ませるとき。
どちらの場合も「これで良かったのかな」と迷う瞬間は、やっぱりありますよね。
でも、実は保育園側は、迷いながらの判断そのものを、ポジティブに受け止めてくれていることが多いんです。
保育士さんからよく聞く声としては、
“迷いながら丁寧に判断してくれると保育園としても安心できる”
というもの。
- 子どもの体調を細かく見ている
- 家庭での様子を丁寧に伝えてくれる
- 無理させないように気をつけている
これらは、親がしっかり子どもに向き合っている証拠でもあります。
逆に、何も気にせず「どんな状態でもとりあえず登園!」という感じだと、保育園にも心配をかけてしまいます。



お休みのこと以外でも、「これってどうなんだろう?」と気になることがある場合は、保育士さんに相談してみると、すっと解決することがありますよ!
ちょっとした気になることでも、一度お話しをしてみたら、親身に受け止めていただけることが多いので、いつも本当に助かっています。
記事のおまとめFAQ
- 保育園を休ませると、保育園から迷惑だと思われますか?
-
いいえ、体調不良や親御さんのご都合など、理由を問わず、保育園を休ませることは決して迷惑ではありません。
保育園は、お子さんの体調やご家庭の状況を考慮し、理解を示してくれます。
- 体調が少し悪い場合は、休ませるべきでしょうか?
-
はい、少しでも体調に不安がある場合は、無理に登園させずに休ませることをおすすめします。
保育園では集団生活となるため、体調が悪化したり、他のお子さんに感染させてしまうリスクがあります。
- 親の都合で保育園を休ませることは、非常識ですか?
-
いいえ、親御さんのご都合で保育園を休ませることも、決して非常識ではありません。
家庭の事情や、お子さんと過ごす時間を大切にすることも重要です。
- 保育園に休む連絡をする際、詳しく理由を伝える必要はありますか?
-
いいえ、休む理由を細かく伝える必要はありません。
「体調不良のため」や「家庭の都合のため」といった簡単な理由で十分です。
- 当日になって保育園を休ませる場合、連絡はいつまでにすれば良いですか?
-
当日になって休ませる場合は、できる限り早い時間に連絡をしましょう。
午前9時を過ぎてからの連絡や、無断欠席は避けるようにしましょう。
- 保育園を休ませるか迷ったときは、どうすれば良いですか?
-
保育園を休ませるか迷ったときは、お子さんの状態をよく観察し、無理をさせないようにしましょう。
不安な場合は、保育園に相談してみるのも良いでしょう。
まとめ
最後に、この記事のポイントをぎゅっとまとめておきますね。
- 体調不良で休ませるのはむしろ歓迎されるケースが多い
- 親都合の休みも悪印象ではなく、家庭時間を大切にする良いこと
- 休む理由は短くてOK!無理に説明しなくてよい
- 当日連絡も普通で、できる限り早い時間に伝えれば全く問題なし
- 無理な登園のほうが子どもにも園にも負担が大きい
- 迷う親ほど丁寧に育児していると受け止められる
“休ませる”という判断は、いつだって悩んでしまうもの。
でも、保育園側の本音を知ることで、「心配しすぎていたな、大丈夫なのね」などと、少し気持ちが楽になったのではないでしょうか。



あなたが迷いながら日々、子どもと向き合っている、その気持ちは保育園にもしっかりと伝わっていますよ!
この記事が、保育園をお休みさせることについて不安に思っている方にとって、少しでも参考になっていたら嬉しいです。

