産後に上の子の保育園を休ませるのはあり?3つの判断基準と送迎対策までやさしく解説

ぽんママぽんママ

産後、「上の子も少し保育園を休ませたほうがいいのかな」と迷うことがありますよね。

赤ちゃんとママは家にいるのに、上の子だけ保育園へ行かせるのは少しかわいそうな気もする。でも、新生児のお世話をしながら上の子も一日中家で見るとなると、それはそれで大変です。

どちらが正解というわけではなく、産後に上の子の保育園を休ませるのも、これまで通り通わせるのも、どちらもありです。

「産後だから休ませるべき」と決める必要はありません。ママの体調や上の子の様子、送迎できる人がいるかなどを見ながら、その時期の家族にとって無理のない方法を選ぶのがベストです。

この記事では、上の子を休ませるか迷ったときに考えたい3つのポイントや、送迎が難しい場合の対策、長く休む場合の注意点、赤ちゃんが生まれてから登園を嫌がるようになったときの考え方まで紹介します。

「毎日通わせるか、完全に休ませるか」の二択ではなく、あなたの家庭に合った過ごし方を一緒に考えていきましょう。

目次

産後に上の子の保育園を休ませるのはあり?通わせても大丈夫

ぽんママぽんママ

私は仕事を休んで家にいるのに、上の子を保育園に預けてもいいの?

まず気になるのは、このようなことではないでしょうか。

産後は仕事に行っていないとはいえ、決して暇なわけではありません。新生児のお世話は昼夜関係なく続きますし、ママの身体もまだまだ回復途中です。

上の子がこれまで保育園へ通っていたのであれば、園生活を続けることで、

  • いつもの生活リズムを保ちやすい
  • 先生や友達と遊べる
  • 給食やお昼寝など普段の生活を続けられる
  • ママが赤ちゃんのお世話や休息に時間を使える

といったメリットもあります。

特に産後すぐは、赤ちゃんが寝たタイミングで少し横になれるだけでも身体の負担が全然違いますよね。

上の子も家にいるとなるとそうもいかないので、しんどくなってしまう場面もたくさんあると思います。

なので、「家にいるんだから、上の子も自分で見なきゃ」と考えすぎなくて大丈夫です。制度上継続して利用できるのであれば、産後も保育園に頼ることは一つの選択肢です。

ただ、産休・育休中の継続利用期間や保育時間は自治体によって異なります。

実際に、育休中も継続利用できる自治体がある一方、期間や年齢などに条件を設けている自治体もあります。

まずはお住まいの自治体や園のルールを確認しておきましょう。(参考:千葉市公式ウェブサイト

休ませる?通わせる?迷ったときの3つの判断基準

「どちらでもいいと言われると、逆に決められない……」

という方もいるかと思います。

ぽんママぽんママ

そんなときは、次の3つから考えてみると整理しやすくなりますよ。

1.ママの体調と産後の回復

一番最初に考えたいのは、ママ自身の体調です。

たとえば保育園まで徒歩15分なら、送り迎えだけで往復30分。そこに上の子の準備や新生児のお世話まで加わると、毎日の送迎が思った以上に負担になることがあります。

送迎するだけでかなり疲れてしまうなら、無理をして通わせず、しばらく休ませる方法もあります。

ただ、ここで一つ考えたいのが、休ませたら今度は赤ちゃんと上の子を一日中家で見ることになるということ。

新生児のお世話をしながら、

ママ遊ぼう!
お昼ごはんは?
抱っこして!

と言う上の子の要望にも応えるのは、なかなか大変です。

送迎そのものは負担でも、上の子が日中保育園へ行ってくれたほうが休めるのであれば、家族に送迎をお願いして通園を続けるほうがラクな場合もあります。

「ママが家にいるから保育園は休ませる」ではなく、どちらのほうがママの身体を休められるかで考えてみてください。

2.上の子の気持ちや園での様子

赤ちゃんが生まれてから、上の子が急に保育園へ行きたがらなくなることもあります。

ママと赤ちゃんが家にいることが分かれば、

「自分も一緒にいたい」

と思うのは自然なことですよね。

ただ、朝に登園を嫌がったからといって、すぐに「保育園を休ませたほうがいい」と決める必要もありません。

朝は泣いていても、園に着けばいつも通り遊んでいるということもありますし、保育園へ行くことで、それまでの生活リズムを保てる子もいます。

反対に、赤ちゃんが生まれてから強い登園拒否が続いていたり、家でも急に甘えが強くなったりしているなら、少しゆっくり過ごす時間を作ってあげてもよいかもしれません。

上の子の様子で見ておきたいこと
  • 朝の登園拒否が以前より強くなっていないか
  • 家で泣いたり甘えたりすることが急に増えていないか
  • 食事や睡眠など普段の生活リズムが崩れていないか
  • 保育園ではいつも通り遊べているか

家での姿だけでは分からないこともあります。

「最近、園ではどうですか?」

と先生に聞いてみると、意外と「園ではいつも通り元気ですよ」と言われることもあるかもしれません。

3.送迎をお願いできる人がいるか

「保育園には通わせたいけれど、自分が送迎するのは難しい」

という家庭も多いと思います。

そんなときは休ませると決めてしまう前に、夫や祖父母など、代わりに送迎できる人がいないかを整理してみましょう。

毎日誰か一人にお願いする必要はありません。

  • 朝はパパが送る
  • 迎えは祖父母にお願いする
  • 曜日ごとに家族で分担する
  • 送るのは家族、迎えだけママが行く
  • どうしても難しい日だけ休ませる

という形でも大丈夫です。

判断ポイント休ませるほうがラクそうなケース通園を続けやすいケース
ママの体調送迎すること自体が大きな負担日中に休む時間を確保したい
上の子の様子強い不安や登園拒否が続いている園では普段通り楽しめている
送迎代わりにお願いできる人がいないパパや祖父母などに頼める

どちらか一方が正解というものではありません。

ママだけでなく、上の子や赤ちゃんも含めて、家族みんなが無理なく過ごせる方法はどれかを考えてみてくださいね。

産後の保育園送迎が大変なときはどうする?

実際には、

ぽんママぽんママ

休ませたいわけじゃない。でも送迎ができない

という問題で悩んでいる方も多いと思います。

産後のママが無理をしなくても通園を続けられる方法がないか、一度整理してみましょう。

パパや祖父母に送り迎えをお願いする

さっきもお話ししたように、家族に送迎をお願いできそうなら、出産前に送迎について、あらかじめ話し合っておくと安心です。

「できるときにお願い」ではなく、

  • 朝はパパ
  • 火曜と木曜のお迎えは祖母

など、ある程度担当を決めておくと産後に毎回調整する手間も減ります。

祖父母にお願いする場合は、園までの道だけでなく、持ち物や入退室の方法、先生からの伝達事項なども共有しておきましょう。

出産前に一度一緒にお迎えへ行っておくと、より安心です。

ファミリー・サポートなど地域の支援も確認する

夫や祖父母に頼むのが難しい場合は、地域の子育て支援が使えないか調べてみる方法もあります。

自治体によっては、ファミリー・サポート・センターなどで保育園や幼稚園への送迎を依頼できることがあります。

利用する場合は、利用前の登録や面談が必要になる場合もあるため、できれば出産前に確認しておくとスムーズです。

自治体の公式サイトで、

  • ファミリーサポート
  • 保育園 送迎
  • 産後支援

などで、一度調べてみてください。

送迎そのものをお願いできなくても、家事や育児の支援を利用することで、ママの負担を減らせることもあります。

「毎日通う・全部休む」の間を選んでもいい

毎日これまで通り預けることに少し迷いがあるなら、休ませる日や早めに迎えに行く日を作るという方法もあります。

  • 週に1日だけ家庭で過ごす
  • 家族がお迎えできる日は少し早めに帰る
  • 産後しばらくは延長保育を使わない
  • 上の子が疲れていそうな日は無理をせず休ませる

などです。

園によって活動やお昼寝、おやつの時間があるので、早くお迎えに行く場合は、先生に都合のよい時間を聞いておくと安心です。

保育園を休ませるかどうかは、0か100かで決めなくても大丈夫です。

その時期の家庭に合った通い方を探してみてください。

産後はどのくらい保育園を休ませても大丈夫?

「少し休ませたいけれど、何日くらいなら大丈夫?」

というのも気になりますよね。

ここで注意したいのは、保育園をどのくらい休めるかについて、全国共通の決まりがあるわけではありません。

自治体によって扱いはかなり異なります。

短期間休ませるなら生活リズムも意識する

退院直後は家族で過ごしたい、送迎できる人が見つかるまで少し休ませたい、という場合もあると思います。

短期間の家庭保育であれば、特別なことをする必要はありません。

ただ、いずれ保育園へ戻る予定なら、

  • 起きる時間
  • 食事
  • お昼寝のタイミング
  • 寝る時間

などが大きくずれすぎないようにしておくと、登園を再開するときに、子どもにもあまり負担をかけずに戻りやすくなります。

もちろん、毎日保育園とまったく同じスケジュールにする必要はありません。

「なんとなく普段と同じくらい」を意識する程度で十分です。

1か月ほど休む場合は園と自治体へ確認を

里帰り出産などで、1か月ほど保育園を休ませるケースもあります。

このくらい長くなる場合は、休み始める前に園へ相談しておくのがおすすめです。

長く休む前に確認したいこと
  • 長期欠席の手続きが必要か
  • 何日までのお休みなら在籍を続けられるか
  • 保育料の扱いはどうなるか
  • 復園するときに連絡が必要か
  • 里帰り出産の場合に特別な扱いがあるか

自治体によっては一定期間以上利用しないと退所になることがありますが、その期間自体も自治体によって異なります。

たとえば吹田市では2か月以上連続して利用しない場合は退所となります。

一方、福岡市では1か月以上の継続した休みは原則退所ですが、里帰り出産については最長2か月まで認められています。

(参考:吹田市公式サイト福岡市公式サイト

そのため、

「1か月くらいなら大丈夫だよね」

とネットの体験談などを見て自分で判断せず、お住まいの自治体へ直接確認するのが一番確実です。

数週間〜数か月休む予定なら、特に早めの確認がおすすめです。

休ませるだいたいの期間が決まった時点で、一度園に相談しておくと安心だと思います。

赤ちゃんが生まれて保育園を嫌がるようになったら?

赤ちゃんが家にやってくると、それまで普通に通っていた保育園を急に嫌がることがあります。

ママと赤ちゃんは家にいるのに、どうして自分だけ保育園なの?

と感じる子もいるかもしれません。

ぽんママぽんママ

そんなときは、「休ませる・休ませない」だけではなく、上の子の気持ちを満たす方法も一緒に考えてみましょう。

赤ちゃん返りや甘えを無理に否定しない

弟や妹が生まれてから、

  • 急に抱っこを求める
  • 今まで自分でできていたことを「やって」と言う
  • 泣いたり怒ったりすることが増える
  • ママから離れたがらない

といった変化が出ることもあります。

そんなとき、

「もうお兄ちゃんでしょ」
「お姉ちゃんなんだから」

と我慢させるより、

「ママと一緒にいたかったんだね」
「抱っこしてほしかったんだね」

と、そのまま気持ちを受け止めてあげるだけでも、子どもは安心して過ごせるようになります。

登園を嫌がる場合も、朝の様子だけで判断せず、園ではどう過ごしているかを先生に聞いてみるとよいでしょう。

上の子だけを見る時間を少し作る

「赤ちゃんのお世話ばかりで、上の子に申し訳ない」

と感じることもありますよね。

でも、何時間も二人きりになる必要はありません。

  • 赤ちゃんが寝ている間に絵本を一冊読む
  • 一緒におやつを食べる
  • 寝る前に少し話す

ほんの短い時間でも、「今は自分を見てもらえている」と上の子が感じられる時間を作るだけで、全然違います。

保育園へ行った日も、帰ってきてから上の子との時間を少し意識してみてください。

「赤ちゃんがいるから保育園へ行ってね」ではなく、

「帰ってきたら一緒に○○しようね」

と伝えておくのもいいですね。

それでも「ママと一緒にいたい」という気持ちが強そうなら、家庭に余裕がある日に保育園を休ませて、ゆっくり過ごす日を作るのも一つの方法です。

ぽんママぽんママ

毎回登園を嫌がるたびに休ませる必要はありませんが、上の子の様子を見ながら、ときどきそんな日を作ってあげてもいいと思います。

新生児への感染が心配なら休ませたほうがいい?

産後は、

「上の子が保育園から風邪をもらってきて、赤ちゃんにうつったらどうしよう」

という心配も出てきます。

集団生活をしている以上、風邪や感染症に触れる機会を完全になくすことは難しいですよね。

赤ちゃんが生まれたからという理由だけで、上の子を必ず保育園から休ませなければいけないわけではありません。

園で感染症が流行している、上の子自身に発熱や咳などの症状がある、といったときは、その都度状況を見ながら判断していけばよいでしょう。

帰宅後の手洗いを丁寧にするなど、家庭でできる対策もあります。

一方で、赤ちゃんが早産だったり、持病があったりして特に感染対策が必要な場合は、自己判断せず医療機関の指示を優先してください。

よくある質問

産休・育休中でも上の子を保育園に預けられる?

継続して利用できる自治体はありますが、条件は全国一律ではありません。

産前産後は継続利用できても、育休へ切り替わると「保育短時間」になったり、継続できる期間に条件が設けられたりする自治体もあります。(参考:吹田市公式サイト

出産前後には認定変更などの手続きが必要になることもあるので、自治体と園の両方へ確認しておくと安心です。

産後に1か月くらい保育園を休ませても大丈夫?

1か月程度の欠席が可能かどうかも、自治体によって異なります。

問題なく在籍できる地域もありますが、長期欠席に独自のルールを設けている自治体もあります。

特に里帰りなどで数週間以上休む予定なら、「いつからいつまで休む予定か」を伝えて、在籍に影響がないか確認しておきましょう。

育休中なのに毎日保育園へ通わせるのはかわいそう?

一概に「かわいそう」とは言えません。

保育園が好きな子にとっては、いつもの先生や友達と過ごすことが安心につながる場合もあります。

一方で、赤ちゃんが生まれたことでママと一緒にいたがる子もいます。

そんなときは、早めのお迎えや家庭保育の日を取り入れながら、上の子の様子に合わせて調整していけば大丈夫です。

まとめ|産後は「休ませる・通わせる」のどちらでもOK

産後に上の子の保育園を休ませるのは、もちろんありです。

一方で、これまで通り通ってもらうことで、上の子の生活リズムを保ちながら、ママが赤ちゃんのお世話や身体を休める時間を作れるというメリットもあります。

  • ママ自身の体調はどうか
  • 上の子は園や家でどう過ごしているか
  • 送迎をお願いできる人がいるか

の3つを一度整理してみてください。

毎日通わせてもいいですし、ときどき少し早めにお迎えに行ったり、休ませたりしても構いません。

「産後なのに保育園へ預けていいのかな」と必要以上に罪悪感を持つより、今の家族にとってどの過ごし方が一番無理がないかを大切にしてみてください。

長く休ませる場合や育休中の継続利用については自治体によってルールが違うため、園や自治体への確認は忘れずに。

赤ちゃんが生まれたばかりの時期って、本当に毎日が大変ですし、家族みんなの生活が大きく変わります。

ぽんママぽんママ

保育園にもうまく頼りながら、ママも赤ちゃんも上の子も、少しでも穏やかに過ごせる方法を探してみてくださいね。

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